ラクトフェリンとは

赤ちゃんの発育に欠かせない有効成分「初乳」

お母さんのおっぱいは、赤ちゃんが健やかに育つうえで欠くことのできない有効成分の宝庫です。 とくに、生まれたばかりの赤ちゃんが初めて口にする「初乳」には、通常の成分が濃縮された形でたっぷりと含まれています。

初乳は成人にとっても重要な成分

最近の研究で、初乳には赤ちゃんのみならず、離乳後の子どもや成人の健康維持・増進、ひいては生活習慣病対策に役立つ成分が含まれていると分かってきました。
その代表が「ラクトフェリン」です。
ラクトフェリンはたんぱく質の一種で、約700個のアミノ酸が連なった大きな形をしています。 名前(タクトLacto=牛乳、フェリンFerrin=鉄)が示すように、鉄とくっつきやすい性質があり、鉄と結合するとことで赤色に変色します。 そのため、発見当初は「赤いたんぱく質」と呼ばれていました。

生命活動に広く寄与するラクトフェリン

ラクトフェリンは、体内で絶えず合成されていて、成人では1日3〜5gがつくられており、涙や唾液、消化液、粘液など、外界と接する部分に多く分布しています。また、心臓や脳、骨格筋、肝臓、副腎、膵臓など、全身のあらゆる組織の表面にラクトフェリンの受容体(レセプター)が見つかっているなど、ラクトフェリンが生命活動に広く貢献していることがわかっています。